20万本以上が聴き放題のオーディブル。

CMも流れているので、入会してみようか悩んでいる人も多いと思います。

ただ、入会前にどんなデメリットがあるのかも気になるところ。

完璧なサービスはないので、もちろんオーディブルにもデメリットはあります。

そのため、オーディブルのデメリットを解説し、その対策まで紹介します。

この記事を読むことで、オーディブルに対する不安を払拭し安心して入会できるので、参考にされてください。

ユク

実際にオーディブルを利用している者の目線で、包み隠さずデメリットを解説します。

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オーディブルのデメリットとその対策

オーディブル デメリット

オーディブルのデメリットは、以下の通り。

オーディブル入会前に把握しておきましょう。

1.月額料金が高いと感じる

オーディブルの月額料金は 1,500円(税込) です。年間プランはありません。

この金額を「高い」と感じる人も多いのではないでしょうか?

他のサブスクリプションサービスとの料金比較は、以下の通り。

月額料金(税込)特徴
オーディブル1,500円20万冊が聴き放題
audiobook.jp1,330円1万5千冊が聴き放題
Kindle Unlimited980円電子書籍の読み放題

同じオーディオブックサービスの「audiobook.jp」よりも、月額料金は高くなっていますが、聴き放題本数は10倍以上。

金額は高いですが、聴き放題本数とのコスパはよくなっています。

対策

オーディブルの料金が高いと感じる時の対策は3つです。

無料期間を利用する

オーディブルは通常30日間の無料期間があります。この期間でオーディブルを試せます。

また、2~3ヶ月ごとに「2ヶ月無料」や「2ヶ月99円キャンペーン」が行われることも。このキャンペーンを利用すればさらにお得にオーディブルを利用可能です。

オーディブルのセール頻度については、こちらの記事を参考にされてください。

月に2冊以上聴く

文庫本の値段は1冊1,000円弱。そのため、月に2冊以上聴けば元が取れます。本を聴けば聴くほどお得です。

他のオーディオブックサービスを検討する

どうしても、オーディブルの料金を高く感じる場合は、他のオーディオブックサービスの利用も検討しましょう。

オーディブルの次に聴き放題本数が多い「audiobook.jp」には年間プランがあり、年間プランで契約すれば、月833円で利用できます。

audiobook.jpを見てみる

2.聴き放題対象外の本もある

オーディブルは月額1,500円(税込)で20万冊以上の作品が聴き放題となっていますが、すべての作品が対象ではありません。

聴き放題対象外の作品も存在し、これらを聴くためには個別に購入する必要があります。

対策

聴き放題対象外の本を購入する場合、オーディブル会員なら30%OFFで購入できます。

また、聴き放題が少ないと感じる時は、「検索機能」や「コンテンツ機能」を活用することで、聴きたい本が見つけやすくなります。

聴きたい本を見つけたい場合は、こちらの記事を参考にされてください。

3.解約方法が分かりづらい

オーディブルは公式サイトから簡単に登録できますが、解約しようとすると「どこから手続きすればいいのか分かりにくい」と感じる人も多いです。

実際にオーディブルの解約手続きは分かりづらくなっています。

特に、アプリからは解約手続きができないので、注意しておきましょう。

解約自体は、スマホでもパソコンでも可能です。

対策

解約方法については、こちらの記事で画像付きで解説しています。

オーディブルを解約する際は、参考にされてください。

4.再生速度を上げすぎると頭に入らない

オーディブルでは、再生速度を0.5倍速から3.5倍速まで調整できます。

倍速再生を活用すれば、短時間で効率よく本を聴くことができますが、速くしすぎると内容が頭に入らなくなることもあります。

再生速度を上げすぎるデメリット
  • 内容を理解する前に次の文章が流れてしまう
  • 登場人物が多い小説などは混乱しやすい
  • ナレーターの声が不自然になり、聞き取りづらくなる
  • 集中力が必要になり、疲れやすい

対策

まずは、「聴く読書」に慣れることが重要です。

最初は速度を上げずに1倍速で聴きましょう。

ユク

僕も最初は違和感がありましたが、2週間ほどで慣れました。

1番おすすめの倍速は「1.5倍速」です。

オーディブルに慣れてきたら1.5倍速で聴きましょう。

聴くのが2回目になる作品は2倍速以上にしても、頭に入ってきますよ。

5.図解を多用している本は向かない

オーディブルは音声で本を聴ける便利なサービスですが、図やグラフを多用している本とは相性が悪い場合があります。

ビジネス書や実用書では、重要な内容を図解で説明していることが多いため、音声だけでは理解しにくいです。

図解が多い本のデメリット
  • 文章だけでは内容が伝わりにくい(図を見ないとイメージがつかめない)
  • 数値データやグラフの比較が難しい(統計や表が多い本は特に厳しい)
  • 「図を見ながら聞いてください」と言われても、ながら聴きだと見れないことがある

対策

図解の多い本をうまく活用する方法は、以下の通りです。

オーディブルの「付属資料」をチェックする

一部の本には、PDFで「付属資料」が用意されていることがあります。

付属資料を見ながらオーディブルを聴きましょう。

図解が多い本は紙の本やKindle版と併用する

「紙の本+オーディブル」や「Kindle+オーディブル」 の組み合わせで”読む””聴く”両方を行うと理解度が高まります。

音声だけで理解しやすい本を選ぶ

小説、エッセイ、ビジネス書の語り形式のもの など、図がなくても成り立つ本を選ぶと快適に聴けます。

図解を多用した本は、オーディブルだけでは十分に理解しづらいことがあります。

付属資料を活用したり、紙の本やKindleと併用することで、より効果的に活用できるので、用途に応じて選びましょう!

6.気になる箇所に戻りづらい

オーディブルは耳で聴く読書なので、紙の本や電子書籍のように「あのページに戻りたい!」と思ったときに、すぐに戻るのが難しいというデメリットがあります。

特に、重要な内容を再確認したいときや、うっかり聞き逃してしまったときに不便さを感じます。

気になる箇所に戻りづらい理由
  • ページの概念がないため、正確な位置を探しにくい
  • 「あのあたりだったな…」と感覚的に戻るのが難しい

対策

オーディブルには「クリップ&ブックマーク機能」や「巻き戻し・早送り機能」があるので活用しましょう。

「クリップ&ブックマーク機能」を活用する

クリップ機能→特定の場所を録音できる機能

ブックマーク機能→特定の場所に印をつけ、その場所までジャンプできる機能

詳しくはこちらの記事で解説しています。

「メモ機能」で簡単なメモを残す

クリップ機能には、メモ機能もあります。気になる所に活用しましょう。

「巻き戻し・早送り機能」を活用する

オーディブルには「巻き戻し・早送りボタン」があります。初期設定では30秒に設定されています。

10秒~90秒まで調整可能。理解できなかった部分をすぐに聴きなおしたい時に便利です。

「目次」から探す

本によっては、章ごとに分かれているので、目次を確認すれば大まかな位置に戻れます。

オーディブルは紙の本のように直感的にページをめくれないため、気になる箇所を素早く探すのが難しいことがあります。

しかし、「クリップ&ブックマーク機能」や「巻き戻し・早送り機能」「目次」を活用すれば、スムーズに聴き返すことが可能です

7.登場人物を把握しずらい

オーディブルで小説や物語を聴いていると、登場人物の名前や関係性が覚えにくいと感じることがあります。

登場人物の相関図などもありません。

登場人物が多い作品や、外国の名前が頻出する作品では、「この人、誰だっけ?」となりがちです。

登場人物を把握しづらい理由
  • 文字として目に入らないため、名前が記憶に残りにくい
  • 登場人物の会話が続くと、誰が話しているのか混乱する
  • 外国の名前や漢字の難しい名前は、聴いただけではイメージしづらい
  • ナレーションの声が似ていると、キャラクターの区別がつきにくい

対策

登場人物を把握するおすすめの方法は、以下の通りです。

あらすじや登場人物リストを事前に確認する

オーディブルの「サマリー」には、簡単なあらすじが書かれているので、聴く前にチェックしておくと理解しやすくなります。ネットで登場人物リストを検索しておくのもおすすめ。

ブックマーク機能を活用する

新しいキャラクターが登場したタイミングでブックマークをつけておくと、後から振り返りやすい。

声の違いに注目する

プロのナレーターは、キャラクターごとに声色を変えていることが多いです。「この声は○○さん」と意識すると、区別がつきやすくなります。

最初のうちは1.0倍速で聴く

登場人物が多い作品は、最初は倍速せずにじっくり聴くのがおすすめ。途中で混乱しそうになったら、少し巻き戻して聴き直すと理解が深まります。

8.総再生時間が分かりづらい

オーディブルで本を聴く際に、「この本はどれくらいの時間がかかるのか?」が直感的に分かりにくいと感じることがあります。

特に、読書計画を立てたい人や、スキマ時間で聴きたい人にとっては不便に感じるポイントです。

対策

「総再生時間」や「残り再生時間」は、以下の画面で確認できるので、参考にされてください。

総再生時間は「ライブラリー」や「画面下に降ろされた再生表示」で確認できます。

ライブラリー画面↓

画面下に降ろされた再生表示↓

再生画面でも「残り再生時間」を見ることができます。

再生画面↓

9.パソコンだと使える機能が少ない

オーディブルはスマートフォンアプリでの利用を前提に作られているため、パソコン(PC)で聴こうとすると、一部の機能が制限されるというデメリットがあります。

普段PC作業をしながら聴きたい人や、スマホの容量を節約したい人にとっては不便に感じることもあるでしょう。

対策

PCサイトでできなことは、以下の通りです。

PCサイトでできないこと
  • 本のダウンロード
  • 端末から削除(ダウンロードした作品の削除)
  • タイマー機能
  • クリップ機能(特定の場所を録音できる機能)
  • アーカイブ機能(本をライブラリー内の別の場所に保管できる機能)
  • リスニングログの削除(リスニングログとは、再生や停止した場所の記録のこと)
  • 車載モード機能

上記の機能を必要としない場合は、PCサイトで聴いても特に困ることはありません。

ただし、本のダウンロードができないため、本の再生は「ストリーミング再生」になります。

「ストリーミング再生」とは、ネットにつないだ状態での再生なので、ネット環境がないと再生ができないことは把握しておきましょう。

10.家族共有ができない

オーディブルには家族共有機能はありません。

もし、家族共有機能がある場合、誰か1人がオーディブルに入会していれば、他の家族もオーディブルを利用できます。

オーディブルには家族共有がないので、家族でオーディブルを利用したい場合、それぞれで入会する必要があります。

対策

1つのアカウントを家族で共有すれば、それぞれで入会しなくても、家族でオーディブルを利用できます。

1つのアカウントを家族で利用する場合、以下のデメリットがあります。

家族共有のデメリット
  • 相手に何を聴いたか分かってしまう
  • 同じ本を聴いた場合、途中再生の場所が、最後に聴いた人の再生時間から聴くことになる
  • ライブラリーに自分が聴きたい本以外も追加される可能性がある

ライブラリー内に自分専用の本棚が作れる「コレクション機能」があるので活用しましょう。

また、ライブラリーに追加した作品は削除できます。再生履歴も削除できるので、それぞれの記事を参考にされてください。

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オーディブルがおすすめな人とおすすめしない人

今まで紹介したオーディブルのデメリットを踏まえて、オーディブルを「おすすめできる人」と「おすすめできない人」について解説します。

オーディブルがおすすめな人

1. 移動中や作業中にインプットしたい人
オーディブルは「ながら聴き」に適しているため、通勤・通学中や家事、運動中に本を楽しみたい人に向いています。

2. 活字を読むのが苦手な人
本を読むのが苦手でも、耳からの情報ならスムーズに入る人にはぴったりです。

3. 読書量を増やしたい人
紙の本や電子書籍を読む時間がない人でも、オーディブルを活用すればスキマ時間を有効に使えます。

4. 長時間の読書に抵抗がない人
オーディブルの本は長時間に及ぶものが多いため、じっくり聞ける人に向いています。

5. 小説やビジネス書、自己啓発書をよく読む人
オーディブルにはビジネス書や自己啓発書が豊富に揃っており、通勤時間を活用してインプットしたい人におすすめです。

6. 倍速再生が苦にならない人
オーディブルは倍速再生に対応しているため、速聴が得意な人なら短時間で多くの本を楽しめます。

7. 月額料金に抵抗がない人
月額1,500円のコストを負担できる人や、十分に活用して元を取れる人にはおすすめです。

上記の項目に当てはまる人は、オーディブルがおすすめです。

オーディブルで初めての体験を体感してみてください。

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オーディブルをおすすめできない人

1. 活字で読むほうが頭に入る人
耳からの情報では理解しづらい人や、視覚的に整理しながら読書したい人には向きません。

2. 集中して本を聞くのが苦手な人
耳からの情報は気が散りやすく、内容が頭に入らないと感じる人には不向きです。

3. 1冊をじっくり読み返したい人
オーディブルでは好きな箇所をピンポイントで読み返すのが難しいため、精読したい人には向きません。

4. 料金が高いと感じる人
月額1,500円を高いと感じる人や、コストパフォーマンスを重視する人にはおすすめしにくいです。

5. 取り扱いのないジャンルを好む人
オーディブルにはマンガや専門書などの取り扱いが少ないため、そうしたジャンルを求める人には不向きです。

6. 読書のスピードが速い人
紙の本を短時間で読める人にとっては、オーディブルの再生速度が遅く感じられる可能性があります。

7. 図や表を多用する本をよく読む人
ビジュアル要素が重要な本は音声だけでは理解しにくいため、紙や電子書籍のほうが適しています。

まとめ:オーディブルのデメリットを理解した上での活用法

オーディブルのデメリットについて詳しく解説しました。

月額料金の高さや、慣れるまでのなかなか頭に入りづらい面もありますが、慣れれば確実にスキマ時間を充実させることができます。

「クリップ&ブックマーク機能」や「巻き戻し・早送り機能」なども活用すればデメリットを克服できます。

僕自身、オーディブルを利用することで、何の意味も持たない時間が有意義な時間へと変わりました。

気になっている今、行動しないと始めることはできません。30日間の無料期間があるので、ぜひ試してみてくださいね。

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オーディブルにはメリットもたくさんあります!こちらの記事で詳しく紹介しているので、参考にされてください。