この記事では、「変な家」のあらすじを短く紹介します。
変な家は小説と映画があるので、それぞれのあらすじを紹介しますね。
ユク
僕は変な家の小説と映画、両方見ています。
あらすじを簡素にまとめていますので、参考にされてください。
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変な家(小説)のあらすじを短く紹介(ネタバレなし)
『変な家』は、雨穴(うけつ)による不動産ミステリー小説です。
物語は主人公の雨穴の知人、柳岡(やなおか)が購入を検討している中古一軒家の間取り図に「謎の空間」があることから始まります。
雨穴は、知り合いの設計士・栗原(くりはら)と共にその間取り図の謎を解き明かしていく中で、次々と恐ろしい真実が明らかに。
変な家はいったい何のために存在していたのか?
その衝撃的な真相とは?
登場人物紹介
変な家(小説)の主な登場人物です。
雨穴(主人公) | 本作の語り手であり、ホラー作家。知人の柳岡から相談を受け、間取り図の謎を解き明かす。 |
柳岡 | 都内の中古一軒家の購入を検討している雨穴の知人。間取りの謎解きを雨穴に依頼する。 |
栗原 | 大手設計事務所に勤める設計士。オカルト好きで、雨穴と共に間取り図の謎を解く。 |
片淵柚希(かたぶち ゆずき) | 物語のカギを握る女性。最初は「宮江柚希」と名乗っていた。 |
変な家(小説)が出版された経緯
変な家の著者、雨穴さんはウェブライターです。
変な家(小説)は、もともと2020年10月にウェブメディア「オモコロ」に投稿された記事が初出。
その後、2020年10月30日にYouTubeに「【不動産ミステリー】変な家」として動画が公開され、大きな反響を呼びました。
これを受けて続編を書籍として書き下ろし、2021年7月20日に飛鳥新社から出版されました。
変な家(小説)は2023年、1番売れた小説です。
変な家(小説)は実話ではない
小説や映画、YouTubeを見ていると、「変な家」は実話なのか気になるところですよね。
雨穴さんが創作した不動産ミステリー小説で、実際の出来事に基づいているわけではありません。
ただし、物語のリアリティや緻密な描写が多くの読者に「実話かもしれない」と感じさせる要素となっています。
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変な家(小説)は無料で聴ける
変な家(小説)は、無料で「オーディブル」というサービスで聴くことができます。
「オーディブル」とは、Amazonが提供するサービスです。
プロのナレーターや、声優、俳優が朗読した本を聴くことができます。
オーディブルでも、間取りを見ながら聴くことが可能です。
変な家(小説)を無料で聴く方法
オーディブルに初めて登録する人には、30日間の無料期間があります。
その無料期間内に解約すれば、料金はいっさいかかりません。(ちなみに無料期間の30日満たずに解約しても、そのまま30日間は無料で利用できます。)
※無料期間の30日が過ぎると自動で、月額料金が発生するので注意しておきましょう。
オーディブルの月額は1,500円(税込)です。
サービスが良いと感じた場合は、継続して利用しましょう。
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変な家(小説)の感想(ネタバレあり)
小説「変な家」はとても面白かったです!
ユク
あまり小説を読まない人でも読みやすくなっています。
徐々に明らかになっていく間取りの謎。
- 変な家に住んでいた夫婦は、なぜ変な家で殺人を繰り返さないといけなかったのか?
- なぜ、左手供養という奇妙な儀式が始まったのか?
真相へと近づいていく感じのワクワク感があり、楽しめました。
変な家の間取りも出てくるので、自分自身で考察しながら読み進めていくのも楽しいですよ。
面白いところ
小説「変な家」の面白いところは、やはり【間取りの謎】です。
今まで家の間取りを主軸にしたミステリー小説ってなかったですよね。
家の間取りの違和感から、この家に何があるのかを解き明かしていくストーリーは見ものです。
印象に残った場面
1番印象に残った場面は小説のラストです。
基本的に小説は淡々と進んでいきます。
そして、最後に柚希の母、喜江(よしえ)が真相を明かし、変な家の謎は解けた…はず。
なのに、最後の最後で栗原が、変な家に関する疑問を投げかけて物語は終わります。
ユク
なんとも後味の悪い終わり方なだけに、ラストが1番印象に残りました。
おすすめポイント
おすすめポイントは、変な家の間取りを見ながら、自分自身で考察しながら読める点です。
小説内のページに、間取りの画像が内容にあわせて出てきます。
そのまま読み進めるのもいいですが、自分自身で間取りの違和感を探しながら読むのも楽しいですよ。
変な家は中学生の読書感想文に使える?
小説「変な家」が読書感想文に使えるのか気になる人もいるようです。
実際に読んでみて、「変な家」は読書感想文に使えます。
- 会話形式になっているので、読みやすい
- ページ数も約250ページほどなので、2~3時間あれば読み終えられる
- 考察しながら読めるので、内容的にも感想文を書きやすい
少し怖い場面もありますが、よほど怖がりでなければ、中学生なら読んでも問題ない内容です。
ぜひ、読書感想文に「変な家」を書きましょう。
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変な家(映画)のあらすじを短く紹介(ネタバレなし)
映画『変な家』は、オカルト専門の動画クリエイターである雨宮(間宮祥太朗)が、マネージャー(DJ松永)から奇妙な間取りの家について相談を受けるところから始まります。
雨宮はミステリー好きの設計士・栗原(佐藤二郎)と共にその家の謎を解明しようとしますが、次々と恐ろしい真実が明らかに。
変な家の元凶となる家に、足を踏み入れる雨宮と栗原。
そこで行われている奇妙な儀式。
その家で巻き起こる、恐怖の展開とは?
変な家(映画)の感想(ネタバレあり)
変な家(映画)の1番の感想は「怖かった」です。
思った以上にホラー要素が強く、ドキドキしながら観ました。(汗)
ミステリー映画というより、ホラー映画でした。
ユク
ホラー要素が強いので、小学生以下のお子さんは観ない方がいいかもしれません。
ホラー映画特有の「次に恐怖の展開がくるんじゃないか?」という手に汗握る展開に、終始ゾワゾワする感じ。
- 変な家の間取りを知っているいう宮江柚希(みやえゆずき)と一緒に東京の家に訪れるシーン。
- 雨宮が栗原と共に、変な家の元となる家に踏み込み襲われる箇所。
しかもラストは、謎の部分が残る後味が悪い感じ。
面白ったといった感じではなく、怖かったというのが正直な映画の感想でした。
面白いところ
面白いところは、映像ならではのホラー要素満載なところ。
変な家に住んでいた夫婦。その妻の妹、柚希(川栄李奈)ともに変な家に訪れるシーンや、変な家の元凶となる本家の家で襲われるシーンなどは、迫力があり恐怖感が増しました。
印象に残った場面
印象に残っている場面は、元凶となる本家の家で襲われるシーン。
恐怖感満載で、ドキドキしながら観ていました。
またラストの柚希の母、喜江(斉藤由貴)の洗脳が解けていないかのようなシーン。
ユク
小説同様、後味の悪さ、という意味で印象に残っています。
おすすめポイント
映画「変な家」のおすすめポイントは、徐々に変な家の謎が解けてくミステリー要素。
恐怖感をあおるホラー要素がおすすめポイントにはなりますが、個人的には佐藤二郎さんの演技もおすすめポイントです。
佐藤二郎さんが演じる栗原は、主人公の雨宮の知人建築士役。
彼にしか出せない独特なキャラクターが良かったです。
映画の内容とともに注目してみてください。
変な家、小説と映画の違い
映画「変な家」の原作は小説です。
小説と映画の内容は、違う部分があります。
この部分は小説にはありません。
小説は、ホラー要素が少なく基本的に会話形式で淡々と進んで行きます。
それに比べて映画はホラー要素が強く、エンターテインメント化されています。
ユク
小説を読んで映画を観る場合、小説とは雰囲気が違い、虚を突かれるかもしれません。
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変な家あらすじ:まとめ
変な家の小説と映画のあらすじを短く紹介しました。
変な家は、小説と映画で少し内容が違います。
ぜひ、見比べてみてください。
どちらかにしたいという人は、小説の方が面白いのでおすすめです。
実際に文庫本を買うか、オーディブルで聴きましょう。
この記事が参考になれば幸いです。
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